第1回 わくわくサイエンス
平成24年12月27日(木)
キッズパレットは、設立総会から一年が過ぎました。この一年は2学童の運営を安定させることに専念してきました。しかし、NPOとして2学童の運営にとどまらず、地域の児童の健全育成に務める使命があります。
そこで、今回は一般公募をして、「わくわくサイエンス」を実施できたことは、キッズパレットにとって新たな一歩となりました。
科学マジックや理科実験ブースを設け、午前中は2学童の希望者55名、午後は一般応募の52名が参加しました。一般応募の希望者が多く、締切後も申込みの電話が多くありました。理科離れの危機を憂う保護者が多いのでしょうか。今後も継続して取り組み、地域に貢献できる活動へと発展させたいと思います。
さらに、新たな企画を考え、子どもたちに豊かな体験をさせたいと思ってくださる保護者の方がいらっしゃると大変うれしいです。ご一緒に「わくわく」しませんか。子どもが小学生の頃は、子育ての「黄金期」だそうです。親も思いっきり楽しまないともったいないですよね。
☆科学マジック 木更津工業高等専門学校より講師の先生をお迎えして
液体窒素に風船を入れたら風船はどうなる?鉄球はどうだろう?などなど普段の生活ではなか体験できない科学実験を目の前で見ることができました。
クイズ形式で進められ、子どもたちは正解に一喜一憂していました。
終わりには液体窒素を床に流して、子ども達はコロコロと転がる不思議な光景にわくわくドキドキ!!
☆理科実験ブース 木更津高等学校 理化部 生物部 地学部
綿あめ、ひとが入れるジャンボシャボン玉、手のひらで弾むシャボン玉、スライム、錯視体験、ニトロセルロースのロケット、液状化体験、の7つのブースを木更津高校の理科部、生物部、地学部の皆さんがつくってくださいました。
<スライム>
好きな色を選んでビーカーの中でムニュムニュとしたスライム作り。
<ジャンボシャボン玉>
5年生の男の子がすっぽり入ってしまうほどの巨大なシャボン玉を、二人の高校生があうんの呼吸で作ってくました。シャボン玉の向こう側からの景色はどんなだったでしょう。
<手のひらで弾むシャボン玉>
少し触れるだけで壊れてしまうのがシャボン玉ですが、なんと手のひらで弾ませることができる不思議な体験ができました。
<ニトロセルロースのロケット>
アルミホイルでニトロセルロースを包みロケットを作ります。火で温めると、シュポっと小さいながらもきれいに放物線を描き飛んでいました。
<錯視体験>
同じ色や形なのに、違った色や形に見えてしまう。人間の脳の思い込みによってそう見えてしまうそうです。たくさんの不思議な図形や写真を用意してくださいました。
<綿あめ>
穴を開けたコーヒーの缶にお砂糖をいれ火で温めると、いい匂いと一緒に穴から綿あめが出てきました。実験でできた小さな綿あめもいただきました。
<液状化体験>
箱の中の砂地に子どもが立ち、高校生二人が体をはって地震をおこすと、きれいだった足元に水がにじみ出します。震災の被害を身をもって体験できたのではないでしょうか。
☆2学童の子ども達の昼食は、袖ケ浦高校クッキング部の皆さんが作ってくだっさたカレーライスでした。4杯もおかわりする子も。手作りクッキーのプレゼントもいただきました。
わくわくサイエンス開催にあたりご協力いただきましたたくさんの皆様に、心より感謝申し上げます。